マンション理事会に出席!問題は色々と起こる
本日は月に1回のマンション理事会(昨年から当番。2年間の任期の2年目)
マンション理事会、問題は色々と起こる
昨年は大規模修繕の実施があり、工事中はベランダが使えなくなる期間があり、ベランダの荷物を全戸、完全に綺麗にする必要があったがなかなか指示に従わないお家があったり。
マンションも15年が経過してるので色々なところが故障したり、修繕が必要だったり、雨で滑るから滑り止めを付けて欲しいとか、高齢化に伴い階段に手すりをつけて欲しいだとか、ベランダで喫煙するのが洗濯物に移って困るとか、駐車場の機械式の機械がいますぐではないものの老朽化して交換するとなると1億近いお金が必要になるけど財源がないとか、色々と「お金」が必要なことがたくさん出てくる!
が、そもそも補修修繕の初期計画が20年分しか作られておらず、今回の大規模修繕が終わると積立金が結構少なくなってきており、次の10年後の修繕積み立て金を賄うにはどこかで毎月の「管理費」を増額しないとお金が足りないのが見えている状況。
そんな状況だけど、総会向けに管理費増額についてアンケートを取ると大多数が、すごく反対、出来るだけ目先の負担が減るプランを選択する状況。
切り捨てる判断はすごく難しい
管理費の増額にしても、駐車場の老朽化に伴う機械の今後の扱いにしても、いずれも難しい判断ではあるものの、特に日本人の傾向だなぁと思うのが、
- 難しい/痛みを伴う選択を出来る限り先延ばししようとする
- 長いスパンでトータル負担が少ない案よりも、目先の負担を少なくする選択をする
こういうところが、現状の国債積み上がりの結果にあらわれているんだろうなぁ、と改めて痛感。
まぁ、確かに難しい決断ではあるものの、こういう気質がちょこちょこと積み上がって、こういう結果になるんだろうなぁ、と。