自己啓発本! − 変わる人と変われない人
かつて自分は自己啓発本を内心とてもとても馬鹿にしていた。
ああいうのを読む人はセミナーに行ったり、同じような本を買い漁っては「良いこと聞いたなぁ」という気持ちになっただけで、何も変わらない人ばかりでしょ、と思っていた。
自己啓発本の功罪 − 変わる人と変われない人
が、ここ数年は食わず嫌いを続けるのもなぁ、ということで何冊か有名な本を読んでみたりした。そこで気づいたことは
- 1つ1つの本が、その中で言っていることは「至ってまとも/普通」
- 何となく偏見があったけど、簡潔に大切なことをまとめてはいる
- 読者を何とか変えようと、あの手この手の工夫もされている
ということで、特に悪い本でも何でもなく普通に「良いことを言っている」本だったということ。
ただ、普段仕事の上で接している人もそうだし、プライベートの人付き合いでもよく思うのは、「変わる人は変わろうといつもしている」「変わらない人は100の言い訳を見つけてきて結局何も変わらない」ということ。
変わる人は・・・
何か書いていて、「当たり前すぎだろう」と自分でも思えてくるが、「変わる人」は
- まずは「やってみる」(やってもいないのに何かが変わることはない)
- やってみて失敗する(やったことないことが最初から上手くいくことはほぼない)
- 失敗しても諦めずに続けてみる(1回失敗したからすぐやめるだと先がない)
- 続けていくうちに上手くなってくる(誰でも何でもやっていると上達する)
- 上手くなってくるので楽しくなってくる
というような好循環に上手く持ち込めているように見える。(仕事の上では伸びているメンバーのほぼ全員がそうだと感じられる。)
変わらない人は・・・
これもまた「何を当たり前のことを・・・」という感じもするが、「変われない人は」
- まずは「やれない」理由を見つける/言ってくる
- 失敗する前から失敗することを物凄く嫌がる
- 失敗したら諦めて、続けない理由を見つける/言ってくる
- 続けないから、上手くはならない
- 上手くいかないことが多いから、色々と不機嫌/楽しくなさそうになる
というような悪循環にハマってしまっているように見える。(仕事の上では数年間伸び悩んでいるメンバーはほとんどがそう。)
結局のところは・・
林先生も言っているが「やるのか/やらないのか」という「差」なのだとは思う。少なくとも自分自身は「やる」側の人間で死ぬまでいたいと考えている。
加えて自分は実家が学習塾で親父が熱血の教育者だった影響を受けたのか、仕事などを通じて他の人が「やる」方に回ってくるのを支援できると、すごくすごく嬉しいので、何とか上手くそうしたことが出来る人間になっていきたい!