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結婚と家族

本日も朝起きて5kmラン。ここのところスピード練習を続けていたので今日は切り替えてゆったりラン。走りながら昨夜購読させて頂いているブログで見た記事のことを徒然と思いだしていた。

結婚と家族

結婚まで・・・それも遠い道だった・・・

もともと嫁さんが「結婚など何の興味もない」「結婚するくらいなら舌をかんで死ぬ」というようなことを言う人だったので、そもそも結婚を説得するのが非常に大変だった。

自分自身もさほど「結婚」という形にこだわっている訳ではないので、どうでも良いと言えば良かったのだが、向こうの親御さんが「お天道様に顔向けできない」的なことを言うので、「まぁ形だけでも」的に薦めてみたら、「苗字を変えるのが納得いかない」「どうして貴方は自分の苗字が変わらないと思っているのか」と言われてそこでも大もめ。

でも確かに言われてみると、無意識に無自覚に相手の苗字が変わることを前提としており、一方でカードの名義変更やらたくさん面倒なことがあるのも事実。確かになぁと反省していたら、あやうく最後は「じゃんけん」しようという話にまでなりかけた。(最後は自分が無自覚に思い込んでいてゴメンナサイ、で収まりました。)

結局2年以上もかかって色々と話あった上で結婚には納得してもらい、入籍。

が、今度は先方の親御さんが「式も挙げないでは・・・」と来たので、今度も自分が「式くらいは・・・」的に薦める展開となり、これもまた揉めた挙句に式準備の一切を自分がメインで担当することを条件に合意。仕事の嵐とも重なって招待状を夜中3時の会社でPowerPointで作って印刷とかする大変なことに。

実際に、式は終わって本当にホッとした。

家族の形と価値観・・・こんなに違うのか・・・と

この騒動の合間にも、先方家族との価値観の違いというか自分が当たり前と思ってきたものと、向こうが思っているものは結構ズレがあるなぁとは薄々とは感じていた。

ズレを感じることはいくつかあったものの、以下のような感じ。

  • 男尊女卑というか役割、こうあるべき論が非常に固い
  • 本人の思いがどうとか言うよりも「家」「世間体」を重視する
  • 陰口を叩くが、一方で冠婚葬祭などの集まりを非常に重視する
  • 法事等「形」は大切にするが、個々人の楽しさというような「中身」は重視しない

まぁ、それはそれで1つの価値観だと思うので、特に否定するとかどうという訳ではないが、どうあっても自分が生まれ育ってきた価値観とは相容れない部分が多いのも事実なので、どうしても距離は置きがち。

自分の家族は逆に「形」に全くこだわならいやや変人の父親の影響で、非常に自由に育ってきたので、そのギャップに驚くとともに、こういう世界もあるのかというのが不思議でもあった。

結局いまは・・・

決定打となったのが、嫁さんが出産直後で身体のダメージが大きく、当時育児休暇を3ヶ月ほど取って家事などをやっていた時期。

向こうの親御さんがこちらに来ており、嫁さんの体調が悪く立つのも辛そうな時に子供の名前や画数やらで、風水やらなにやらを熱心に話していた時に、さすがに腹を立てて「孫が生まれて嬉しい気持ちも、その子供が健やかに育つようにと願う気持ちは良く良く理解できるし、有り難いです。ただ、自分の子供が身体を痛めて苦しんでいる時に、まずするべきはそちらのケアではないのか」と言うようなことを説いた結果、そもそも年少者に説教をされるということが驚きだったようで、完全に嫌われてしまい、ますます距離は決定的に。

まぁ、さすがに自分自身も子供ではないから「全ての人と仲良く」なんてのは土台無理なことだとは思っているが、ここまで距離がくっきりと出来てしまったのは、何となく気まずいと言えば気まずい・・・

でも「家族」のことって、「当たり前」として生まれ育ってきたこと、なだけに客観視が難しいというか何というか。

特に「外」の世界を知らずに、ずっと同じ世界から出ずに来た人にとってはより強固なものなので、なかなか難しいなぁ・・・と。

色々な人の話を聞いても・・・

「家族」の形というのは本当に様々なようで。面白いような不思議なような、笑えるような笑えないような。

皆さんの「家族」の形はいかがですかね?!

(ちなみに先方実家とはそんな感じですが、嫁さんとはとても仲良く過ごしています!)