雨を楽しめる気持ち
今週のお題「雨の日が楽しくなる方法」
雨を楽しめる気持ち
子供の頃は割と誰もが、雨が降ると大喜びをしていたと思う。が、もちろん大きくなる中でそういう気持ちはだんだんと減っていって、むしろ雨が降って嫌だなぁとか、面倒だなぁという気持ちが大きくなるのが普通というかほとんどだと思う。
自分ももちろんそんな感じだったが、これもまた子供を持つ親とか、甥っ子/姪っ子が生まれたとか、身近に子供がいる生活を送った経験を持つ人は、無邪気にはしゃぐ子ども(たち)を見て、「あぁ、自分もああいう風に喜んでいたんだろうなぁ」という気持ちを薄っすらと思い出したりする。
大人で雨を楽しめる状況って?
とはいえ大人になってから子供と同じ気持ち、目線で「雨が降っていることそのものが珍しく、楽しい!」という風に受け取れる人は、本当にすごい人だと思う。
一方で、大人になってからの雨って、洗濯物が乾かないとか、濡れて気持ち悪い、お出かけ出来ない、とか嫌なことばかりなのかと言うと、そうでもない気はする。
- 季節の変わり目で、雨と草木の混じった匂いが気持ち良い
- 夏の乾いた雨で道が濡れそぼっていく際の感じが楽しい
- 恋人と2人で傘をさして歩くことが楽しい
- 家でノンビリと雨音を聞きながら本を読んでるのが安らぐ
とか。いくつか雨を楽しめるシーンや、場合を思いつく/想像することは出来る。
ただ、書いていて思ったが、いずれの場合も「心に余裕」がないと、そもそも楽しめないような感じがする。
何でも楽しめる余裕
結局のところ、ある程度余裕があって日常からちょっとでも「違う」感じ方/捉え方を出来る/楽しめるのと、そういう余裕がなくてただ単に自分が見知った「雨」というだけで意味を終わらせてしまう人/場面との違いなのかなぁ、と思う。
「平安時代の歌人のように」優雅には難しいとしても、毎日ほんのちょこっとだけでも、ちょっとしたことでも「いつもとちょっと違うこと」に面白さや楽しさを見いだせるようにはしていきたいなぁ、と。