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人と人との距離感 − お互いにとっての心地よさ

人と人との距離感の取り方というのは常に難しいなぁと。

「お互いが気持ちの良い距離」って?

ずっと人と人との過ごし方というか、付き合い方というか、生き方というかに興味があり、色々と自分なりに考えては来ている。

いま時点での自分の考え方としては

  • 相手に「求める」距離感は本当に人それぞれ/時と場合にもよる
  • 自分が臨む距離感を相手が「取る」かどうかは分からない
  • 自分が希望する距離感を伝えたとしても、相手がそれを「好む」かも分からない

ので、お互いが楽しく、過ごしやすくあるというのは確かにすごく「有り難い」というか、凄いことだなぁとも思う。

相手と「近い」のを好む人もいれば、「遠い」のが好きな人もいれば、「普段は遠くにいても、こういう時は近く」とか、その程度とかを言い始めると、2人の距離感がピッタリ合うという方が珍しいようにも感じられる。

それでもお互いが楽しく、心地よく過ごすために

そうは言っても、好きな人や一緒にいる人と、お互いが上手く、心地よく過ごすためにどうやっていくのが良いのか、自分は好きなのか。

いまのところ自分が心がけているのは

  • 「お互い様」の気持ちを忘れない/どうせ完全に一致しないのは相手も一緒・嬉しい場合もあれば、嫌な気持ちもあるけど、それもお互い様
  • 「相手のことを想像してみる」/さすがに大人なので、自分が自分が、だけではなく、相手からはどう見えるのだろう、どう感じられているだろうを想像してみる、時には聞いてみる、確認する
  • 「自分を楽しく」/自分が楽しくもないのに、相手と楽しく過ごすのは難しい、まずは自分が楽しく余裕があって、その余裕の中で相手と一緒に楽しめるように
  • 「あまり溜めすぎない」/嬉しい事はありがとう、嫌なことは嫌、悲しいことは悲しい、言葉を出来る限り上手く使って、自分1人の中だけで貯めこまない

とか。

一方で、これは個人的な思いだが、20歳すぎてからの人の性格というか、人格というかは基本的にはその人個人の環境や努力や意思があると思っており、根本的なところはなかなか変わらないと思っている。

21歳でも尊敬できるほど素晴らしい人格の人もいれば、50歳でもああはなりたくないという方もたくさんいる。が、そこは変わるというよりはどちらかと言えば良い人はもっと良く、悪い人はもっと悪くなっていっているように感じられる。

そのため、ある程度自分も歳を取ってきてからは仕事上の必要性を除くと、私生活ではどうしても「合わない」「交わらない」方とは徹底的に距離を置くようにしている。

それは例えば、

  • お互い様の気持ちを持てない/持とうとしない、思いも出来ない
  • 自分のことで精一杯すぎて相手視点を持てない/持とうとしない、思いも出来ない
  • 辛いこと、嫌なことで一杯すぎて「楽しむ」気持ちを持てない
  • 腹に溜めすぎて、辛くなる/爆発する/陰口に走る

というようなケースが極端な人。そういう人とはどれだけ話をしたところで根本的にはお互いが楽しく、心地よくとなるケースがどうにも思い当たらないので、諦めて「距離」を置くようにしている。

距離感の取り方を上手くなれるようにはしたい

そうした適切な距離の置き方、人との付き合い方を自分なりに少しずつでも幅が広げられればとは思う。

自分自身はそういうのを頭でっかちというか理詰めで考えるようなタイプだが、不思議とそういうのがすごく自然体で出来る方もいらっしゃって、凄いなぁと感心する。

上手くいくのはどういうケースなのか?

かつて我が家では、半年間ほど嫁さんのお友達の女性が居候をしていたことがある。(いまから4年くらい前)

その方はたまたま求職中で、地方のご実家に帰られていたのだが、東京で就職活動をするために何度も上京するのは経済的な負担も大きく、また東京での宿もホテルを使うとお金が厳しいという状況で、一方で我が家は、嫁さんの体調不良で入院があったりで育児にテンヤワンヤの時期。

そういう状況で元からその方は自分自身も知っていたので、何の気はなしに「じゃあ、うちで泊まってもらったら」と自分が発言し、そのままトントン拍子に話は進み、我が家で寝泊まりすることに。

実際にはあんまり深く考えずに共同生活がはじまったものの、このときは半年間も一緒に過ごしていたが、全然苦にもならず、非常に楽しかった。

こういうのって距離感の取り方なのか、なんなのか、お互いのスタンスが「合った」と言ってしまえば、そこまでだが、そういうケースもあれば、人が来て1時間もすれば非常に気詰まりで死にそうになるケースも多々ある。

こうすれば「上手く行く」なんてのはないだろうし、「全ての人と仲良く、楽しく」なんてのは土台不可能だと思うけど、出来れば、自分が出来る範囲で上手くいく幅を増やして、お互いに楽しめるような幅が出来ると嬉しいなぁ、と。