日々を楽しく過ごしたい!

ランニングのこと、仕事のこと、日々のことを徒然と書き綴ってます!

本日はランはお休み − 2015年読書(32-34冊目)

昨日の灼熱マラニック25kmで疲れていたので、今朝は(暑くて起きてしまったけど)ランはお休み。

2015年32冊目(ホテルジューシー:坂木司

相変わらずちょぼちょぼと読書は継続中。2015年目標の年間60冊読破に向けてコツコツ中。32冊目はこちら。

ホテルジューシー (角川文庫)

ホテルジューシー (角川文庫)

 

坂木司の「シンデレラ・ティース」をA面とするとこちらはB面。(この比喩自体がオッサン・・・)

沖縄のホテルにアルバイトに出た大学生の女の子を主人公とした作品。ミステリとしての切れはそこまではないが、普通に小説としても面白かった。

2015年33冊目(スタート:中山七里)

スタート! (光文社文庫)

スタート! (光文社文庫)

 

 映画作成を題材にした作品。こちらもミステリとしての切れは全くイマイチだったが、映画製作の世界を垣間見るという意味でのドキュメンタリー的にものすごく面白かった。大人になってから余計に自分と違う世界/自分と違う仕事に従事している人の話を聞いたり/見たりするのがとっても面白い。

(自分はそれがあるから山根一眞さんの「メタルカラーの時代」とかインタビュー形式のものも大好きです!)

2015年34冊目(デザインの教室手を動かして学ぶデザイントレーニング:佐藤好彦)

デザインの教室 手を動かして学ぶデザイントレーニング(CDROM付)

デザインの教室 手を動かして学ぶデザイントレーニング(CDROM付)

 

 この本は物凄く面白かった!

色々な課題が出されて、デザインのサンプルが載っていて、どうしてそういうデザインが良いのか、何を意図してデザインしたのかが非常に細かく解説されていてデザインを学ぶための本。

自分は特にデザイナーではないものの、普段からPowerPointなどでポンチ絵を書いてお客さんに資料を作成することも多く「センスがない」ことを自覚していたので、勉強にとこの本を買ってみた。

「白黒グレーの3色の文字と線だけを使って、開店予定の喫茶店の案内状を作りなさい」とかそういう実践的な例題がたくさんあって、どう考えてどうデザインするべきなのかを1歩1歩丁寧に解説してくれている本。

デザインは設計なので、なぜそうしたのかの論理が必要という考えには非常に共感できた!

「本」はありがたいですね!

「本」は自分が経験したことのないもの、見たことないもの、感じたことのないものを経験させてくれ、気づいていないことを気づかせてくれたり、新しいものの見方や捉え方を教えてくれる。

正直、自分1人の生き方だけでは、絶対に味わうことの出来ないことを経験できるのは本を書いた方が、一生懸命自分の思いや経験や感情を表現してくれているからだと思うと、とても有り難く感じる。

もちろん読んで「つまらなかったなぁ・・・」という本もあるにはあるが、全ての表現者(ブログを書いてる人も全部表現者ですね!)のその「思い」は有り難いなぁと!