日々を楽しく過ごしたい!

ランニングのこと、仕事のこと、日々のことを徒然と書き綴ってます!

今年も戦い!

本日は朝早くに用事があったので、ランニングは諦め。

毎年ながらの戦い

現在勤めている会社では、毎年これくらいの時期になると、人事評価を行うこととなる。自分自身はマネージャとして一緒に働いているスタッフ20名分くらいの評価をつけて、他プロジェクトでも同様につけてきたマネージャさん達と集まって、全体での順位付けを行う。

同じグループの他プロジェクトの人たちが集まって、職位/クラス別に例えば15名いればパフォーマンスが良い順に1番から15番までを付けて、上位3割は一番良い評価、半分以上が2番めに良い評価・・・というようなイメージで序列付けを行う。

当たり前のことながら・・・

ごく当たり前のことながら、ほとんどのスタッフは懸命に日々の作業を頑張ってこなしてくれていて、どのマネージャさんもほとんどの人の頑張りに報いたいために評価してあげたい。

一応、各プロジェクト側でも例えば4名入れば一番良い評価で出せるのは1名のみ、2番目によい評価は1名、とかガイドラインがあるので、そこまで極端に上振れはしないものの、それでも同じクラスが2名しかいないとかの事情で、そういうのを集めると枠に対して各プロジェクトからの希望は高止まりしている(=何名かを下の評価に落とさないといけない)という状態がまま発生する。

公正であるということ

そのためスタッフ全員に対して各マネージャさんが働きぶりや良いところ、課題点などを話して、全マネージャさんがそれを聞いて、色々と議論を尽くして順番付けを行う。

もちろん自分の下で頑張ってくれている人たちを良く評価してあげたいのは全員がほとんどそう思っているが、一方で本当に相手の説明しているスタッフの方が優れた結果を残しているのであれば、そこは「公正」に優劣をつけるべきだとも(多分ほとんどのマネージャさんは)思っている。

ただ、やっている作業内容も色々なら、難しさもそれぞれ異なり、それらを上手く議論して優劣を判断するというのはとても時間がかかるし、難しい。

毎年毎年、皆が一生懸命になってそれこそ場合によっては深夜までずっと議論を尽くす。もちろん、会社が出している判断軸(付加価値を提供出来ているか、人を育てられているか、段取り良く仕事を回せているか等)があるので、それに沿って徹底的に議論する。

真剣さと、プレッシャーと、成長

どのマネージャさんも非常に真剣に取り組み、一言一言を全員が集中して聞いて議論を数時間に渡って行うので、ものすごくこの評価会議は疲れる。

が、皆が自分の配下で頑張ってくれているスタッフの1年分の働きに対する翌年度の給料決めだと思うと、真剣にならざるを得ない状況。

この会議での応酬はとても激しいので、自分もこうやって見られているのか、自身のスタッフもこういう風に裁かれるから少ししんどくても背伸びさせて頑張らせようというような思いに駆られ、会社全体でのプレッシャーを産んでいる。

確かに一般的に言えば厳しいところがあるし、色々と成長を求められてしんどい面もあるかもだが、こういう真剣勝負があってこそ、はじめて物事は上手くなっていく気がするので(=スポーツでもやっぱりたまには大会とか真剣勝負の場に出る機会がないと、そこまで頑張れないですよね・・・)、こういう仕組みや運営が出来ていること自体はとても良い会社だなと感じる。

願わくばこういう良さを自分たちが上手く体現して、次世代のマネージャさんたちに伝えて行ければと思う!