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青島太平洋マラソン感想

2015年12月13日(日)、何とか宮崎での青島太平洋マラソンを完走。

今回は直前の火・水に体調不良で会社を欠勤しており、そもそも走れるのか不安な状態だったので、まずは何とか無事に生きて帰ってこれたことが嬉しい!

大会前日

いくつかは過去記事に書いていた。

aykyoto.hatenablog.com

以前読んだ岩本コーチの本にはマラソン大会の前日は徹底して休息しろと(立つな、歩くな的な)書かれていたのですが・・・今回はせっかくの1人旅。

かつ月曜日に休み取れていればまだしも土日での旅程だったので前日を逃すと観光出来る時間はあんまりなし。

だもんで、結局青島神社を見に行ったり、夜の繁華街をうろついたり、スーパー銭湯に行ったりで、何だかんだで普段使っているスマホアプリの万歩計で見たところ2万歩超え・・・うーーむ、そんなので良かったのだろうかとは夜ホテルに戻ってから反省。

コンディション作りと観光のバランス取りはすごく難しいですね!(次回への反省①)

大会当日、出走まで

起床はレース開始から4時間前として5時にスマホの目覚ましで起きる。持参したお餅をホテルの湯沸かしポットで沸かしたお湯で戻そうとしたのだが、どうにも上手く柔らかくならず、結局ガジガジとかじる羽目に。(次回への反省②)

6時からホテルのバイキングで朝食。しっかりと3回くらいおかわりしてお腹一杯に。

ウェアに着替える前に、テーピングを巻こうとしたらハサミを荷物に入れ忘れていることに既に巻いてしまってから気づく!

ホテルで貸してもらえるだろうと思っていたら部屋にはもっていけない(自殺防止ですかね?)のでフロントに来いと。いったん剥がしたりドタバタしながらテーピング。(次回への反省③)

やっと仕度が整って出発したのが午前7時すぎ。会場までのバスは10分おきに運行していたが激混み。座るどころではなく通勤電車なみにぎゅーぎゅーに押されて約30分。到着しただけで疲れてしまう。もっと早く行動すべきだったか。(次回への反省④)

そこからはいたってスムーズ。手荷物を預けて、寒いから建物の中で避難して10分前に整列。

スタート、やっぱり激混み・・・

これまでの2回のフルマラソンでは、まだフル未経験状態で申し込みしていたのでJブロックとかすごく後方スタートだった。

が、今回は一応3時間39分の記録で申し込んでいたのでCブロック。さすがにこのあたりだと結構早いランナーさんも多いだろうからスタートからスムーズかなぁ・・・なんて思っていたのだが、大甘だった・・・

スタート地点のスタジアム付近の道が狭いこともあるのだろうが、激混み。走るどころではなくいきなり歩きモード。

体調に不安のあった自分としては、様子見に良かったのかもですが、それでも明らかに申告タイムより遅すぎる6分とか7分近いペースの人が周りにたくさんいたのはちょっと残念だった。

結局手元のGarminで最初の1kmは6分13秒、2km目は5分21秒。3kmからバイパスに出てやっとだんだんとバラけてきた。

ただ、今回は自分の体調が不安だったので、ドキドキしながら、ちょっとずつ本来ペースに戻して走っていた。8kmくらいまでは4分50秒強で走る。

10kmすぎ、どうにも食欲がわかない

自分は割と胃腸が丈夫な方だと思っている。

大学くらいまでは非常に良く食べる方で(=ちびの大食いとか、胃下垂とか言われる感じでした)テニス合宿の時とかご飯15杯とかでも普通におかわり出来ていた。

胃がもたれるとかも今までほとんど経験したことがなく、食欲がないというのが風邪で倒れることなどを除くと全くないタイプ。

そんなこともあって過去2回のフルマラソンでも10kmすぎくらいから早くもお腹が空きはじめてジェルやら、スポーツようかんやら持参したやつを食べていたのだが・・・

今回はやっぱり体調不良で、珍しく(はじめて?)胃腸をやられたせいなのか、食欲がわかない・・・10kmすぎてそろそろ給食しようかと思っていたものの何だか食べる気があんまりしない。

「そうかー、こういうのが食欲がわかない状態なのか・・・」と改めて。

その点で不安がちらほらと募った10km付近でした。

20kmすぎ、意外に好調?ロボット化?

が、何だかそこから先はひたすらに1歩1歩前に足を出すことに集中して、キロあたりが4分42秒、4分43秒、4分44秒、4分43秒とか、1秒ブレ幅くらいの超一定ペースで淡々とひたすらに走り続ける。

これは前日の写真ですが、宮崎市内の市街地どまんなかを走れるシティレースで、これが終わった後のバイパスも大きなワシントンパームツリーとか南国っぽい景色でなかなか走っていて楽しいです。

また地元のボランティアの方や、沿道での声援もとっても温かくて、特にエイドでは高校生がいーーーっぱいいてくれて、男女ともに可愛い声で「がんばって下さーーーい!」とかハイタッチとかしてくれて、だいぶ癒やされました。

そんなこんなでひたすら集中して走って10−20kmは47分53秒と悪くはなし。

30km、あれ意外とまだ行ける?

そんなペースでずーっと同じように走り続けて、30km近く。もっと落ちてくるかなぁとか、体調不良でお腹いたくなったりするかなぁと思っていたのだが、意外にまだ行けていた。

ただ、このあたりから

  • 足裏が前2回のフル同様に1.5倍くらいに膨れてるんじゃないの?みたいに膨れた感じが出てきた
  • エイドで休憩というか、ちょっと足を止めることが多くなってきた
  • 給食も増えてきたので、みかんやら日向夏やら塩を頂いてた

給食はフレッシュなフルーツだと食べられるみたいで、何とかバクバクと食べて補給。(これがあったから完走できたのだと思います。)

ただ、この日は日射しがとても暑く、気温は18度でしたが日射しがギラギラだったので夏のように感じる感じで、それが効いていたのかふと顔を拭うと顔全体がザラッザラ。すごい量の塩をふいていたみたいでした。

おかげ様で、エイドの「塩」が美味しかったこと、美味しかったこと。塩ってこんなに美味しかったんだー!と1人感激。20-30kmは48分13秒。まぁ悪くはなし。

運動公園に戻り、最後の海沿いラン

さて、そんなこんなで32km地点でスタートの運動公園スタジアム付近まで戻ってきた。あとは海のすぐそばを走るすごく景色の良い道を5km行って、5km戻ってくるだけ。(自分は海の景色がすごく好きなので、大会選ぶ時も最後のこのコースが魅力で選んだようなものでした!)

こんな海沿いの道、素敵でした!(が、当日は全然見てる余裕がなかったですが・・・)

このあたりからだんだん様子がおかしくなってきた・・・

まず足裏は2倍くらいに膨れているんじゃないかというくらいにジンジンとする。さらに、35kmくらいから本格的にしんどさが大きくなってきて、手先が少し痺れるような感じ・・・

幸いに自分は過去にテニスの大会なども含めても足を攣った経験がほぼないので、攣りには耐性があるのだと思われる。

が、今回のこれは「ハンガーノック」ってやつかなぁ・・・などとだんだん不安になってくる・・・

頭のなかではGarminの距離、時間と、残り距離数を計算して、Sub3.5までの貯金を一生懸命計算しようと思うのだが、なんだか暑さもあってか頭がボーッとして、あんまり正確に計算出来ない。(普段自分は暗算とか大得意な方)

うーーん、やっぱりこれはヤバイのかなぁ。まだ少しは貯金あるよね・・・というので35kmすぎくらいで、いったんペースをぐっと落として見る。

「あー、楽だなぁ・・・・このまま止まってしまおうかなぁ・・・」という悪魔の誘惑がどんどん強くなってくる。

最初の京都マラソンの時ははじめてのフルが嬉しくてそんなことはなく、2回目のかすみがうらでは直前の練習不足でしんどくてその誘惑があったが3時間40分切りのために頑張って走り続けていた。

今回はどうしようかなぁ・・・無理しなくても・・・達成できなくても次もあるし・・とか脳内で葛藤と言い訳と誘惑と疲労とまだ4kmもあるのか・・・とか色んな感情が渦巻く。

そんな状態なので当然ペースはガタガタ・・・5分32秒とか5分20秒とか5分18秒とか・・・

が、何とかエイドではしっかり休憩しながらも、足だけは動かしは続けて、また気持ちが戻ってきたらいつものペースで走ってを交互に繰り返す。

40kmすぎ、もう気力だけ

そんな状態でも、周りの高校生たちが、気持ちを奮って再度ペースをあげると拍手をしてくれて、すごくすごく勇気づけられて嬉しかった。

(が、そんな状態でも会釈したりする余裕もなし・・・人間追い込まれると無様ですね。)

40kmからはもう完全なゾンビモード。スタジアムも見えて、42kmも近づいて、フルをはしると毎回思っているが、最後のゴールはどこだ!早く見えるようになってくれと祈るような気持ち。

最後の最後は時計を見ると29分台だったので大慌てで気力を振り絞って4分36秒ペースで最後195mを走りぬける。

最終的に、ネットタイムで3時間29分16秒。グロスタイムで3時間31分31秒。

今回はやっぱり体調不良の影響もあったのだろうと思うが、現時点ではこれが自分のベスト。これ以上は出来なかったとは思えるので、そういう意味では満足!

青島太平洋マラソン走ってみて

今回は準備不足で、ギリギリ目標は達成は出来たものの、グロスでは前半貯金を食いつぶして達成出来ず、体調管理も含めて次への宿題をたくさん感じた大会でした。

一方で大会自体は

  • コースが色々あって楽しい(市街地あり、南国風バイパスあり、海沿いあり)
  • 応援が温かい
  • エイドがとても充実
  • 市内の高校生がたくさんボランティアに来ていて可愛らしい/癒される

という感じで、さすがは前評価の高い大会。とっても素晴らしかったです。

また、やっぱり地方の大会に行くと観光も含めて、その土地への愛着や親近感が生まれるのも良いですね。

自分は大学時代にバイクで日本全国を巡っていたので、47都道府県は全て制覇はしているのですが、その時は通過するだけな感じのところも多かったので、こうやって歳を重ねて国内の色んな都市や街を旅するのはすごく楽しくて、面白いなぁと。

ラソンを続けるなら、47都道府県の大会を制覇するのも目標にしてみようかしら🎵

まずは今回大会は走りきれて、楽しめて良かったです。次への宿題も胸に残しつつ、また日々の練習を楽しく頑張ります!(まずは次はグロスSub3.5!)

 

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