Apple Watchはランニング用デバイスとして使えるのか(検証第2回目)
10月末にフルマラソンも控えており、今朝はロングランに出発。
Apple Watchはランニング用デバイスとして使えるのか
さて、前回Apple Watchをランニングで使ってみていくつか不満な点があった。
が、本日はロングランで、もともとペースはゆっくり目にするつもり。
そこで検証というからにはGarminときちんと比較してみることにした。
左手にApple Watch、右手にGarminという本田圭佑のようなスタイルで走ることに。
検証条件
左手にApple Watchをはめて、右手にGarmin。Apple WatchはApple標準の「ワークアウト」アプリのランニングで計測。GarminはForeAthlete225J。
- 立ち止まるときはGarmin側はストップボタン、Apple Watchはワークアウトアプリのオートポーズを利用
- コンビニ等での休憩時にはGarminをストップしてから、Apple Watch側も手動で停止(クラウンとサイドボタンの同時押しでストップ出来ることをあとからWebで見てて知りました・・・)
- Apple WatchはiPhoneとペアリングした状態
- 音楽を聴くためにiPhoneもポケットに入れてランニング(自分はほとんどいつもiPhoneを入れて走ってます。)
という条件のもとで計測。走り始めた時点(6時30分頃)でiPhoneは充電85%、Apple Watchは100%、Garminも100%。
走ってみて(明大前から調布まで)
今回コースに選んだのは、「極楽湯-多摩センター店」を目指すラン。
はじめて走る道。取り敢えず前日にGoogle Mapをよく見てルートを覚える。
まずは明大前駅を出て、京王線沿いに西へ。調布駅までは何度かランニングで行っているので特段迷うこともなし。この時点で13kmくらい。
途中でApple Watchを見比べてみていたが
- 両方で距離はほぼ同じ(誤差が出ても20mくらい)
- 現在のペースもほぼ同じ(Garminは5秒間隔単位、Apple Watchは1秒単位)
- Apple Watchのワークアウトのオートポーズが思っていたよりもはるかに精度が高くて便利。(ほとんどストップボタンを押す必要がないくらい)
- あいかわらずApple Watchスポーツバンドの方は汗が少し気にはなる(やっぱりNike+版の方がランニングには向いていると感じます。)
- 1km毎のペース表示は両方とも手首に揺れを感じて気づきやすい
- 心拍の計測も両方出来ているが、どちらかと言うとApple Watchの方が正確(Garminは汗をかいてくると明らかにおかしい数字になることが多いですが、Apple Watchはほぼ体感的にしんどい時の数字と合致。)
という感じで意外にApple Watchの方も前回ほどには不満を感じず、良い感じでした。
走ってみて(調布から多摩センターまで)
調布からさらに西南に19号線を走っていたが、車の往来が激しく空気も悪そうでウンザリ。
当初は19号線沿いを走ろうと思っていたが、多摩川に来た時に川沿いをたくさんのランナーさんが走られているのを見たら俄然そちらに行きたくなりルート変更。
そりゃー、こっちの方が走ってみたいです!
ひたすらに川沿いを走る。
途中から多摩センターの方に折れて、「乞田川」という多摩川支流の川へ。
到着。
結局、27kmちょっと。
- Garminの計測結果(27.33km。2時間18分53秒。5分5秒ペース。1460カロリー)
- Apple Watchの計測結果(27.48km。2時間21分46秒。5分9秒ペース。1370カロリー)
- 距離がずれているのは、最後の方でとまってはスマホの地図を確認してた際にGarmin側を再開ボタン押し忘れて走りはじめてしまった分があるため。そこまではほぼ誤差20mくらいを継続してました。
- ちなみにトイレやら休憩やら写真撮ったりを挟んでいるので経過した時間は3時間2分。
- iPhoneの充電は30%(出発時85%)、Apple Watchは80%。Garminは68%(帰宅してから確認)
- ちなみにiPhoneは休憩中に家族などにメッセージ、メール。迷ったときのGoogle Mapでの経路確認(計5-6回くらい)をしていたので、その分の電池消耗も込み
- また走っている間中、ずっとミュージックアプリで全曲シャッフル状態で音楽を有線で聞いていたので電池はその分も込み
という感じでした。
前回はいくつか不満を書きましたが、Apple Watchのワークアウトアプリでも割りと十分かもです。
ただ自分はGarminとRunKeeperでこれまで走ってきた記録をログとしてつけているので、これを諦めるのが難しい。(Apple Watchのワークアウトアプリは外部に一切書き出せない困った仕様なのです・・・)
そのため、相変わらずGarminを使ってのランニングがメインにはなると思いますが、普段使いで使うにもApple Watchのワークアウトアプリでも十分には感じました。
ただしiPhone側ペアリング状態だと電池を結構消耗するのも事実なので、フルマラソンとかだと電池がやばそうな感じでもあります。(30km走くらいだったら持ちそうです。)
まだまだAppleもWatchOSのアップデートがあるであろうので、これからに期待ですね!
走ったあとの温泉は最高!
なんだかんだで天気も良く、はじめての道で、楽しく走れました。
それなりの距離だったので、疲れた身体を温かい温泉にひたすのは最高に気持ち良かったです!(交互にはいる水風呂のキーーンと冷えた感覚も大好きです!)