人を育てるとは言うが。。。

自分は中間管理職。お偉いさんが上にいて、いくつかのプロジェクトで合計20名くらいのメンバーがいる。

管理職としても、個人としてもメンバーが育ったり、スキルの幅が広がったりするのは大変に嬉しいし、ごく稀に感謝の言葉をもらったりすると、とんでもなく嬉しい。いつも頑張って各人の成長を支援出来るようになりたい、とは思っている！

現在、会社の評価プロセスの一環でメンバー全員と各人1時間くらいの面談中。

が、人を育てるとは言いますが、その人の抱えている悩みや壁を一緒に理解することも難しいし、理解できてもその壁をやぶるためのアクションを考えるのも難しいし、アクションが分かっても実際に行動を起こしていけるような気持ちにモチベートさせるキッカケを作るのも大変に難しい。

なにせ異なる価値観をもった異なる人間なのだから、響く言葉も違えば、物事の捉え方も違えば、何を楽しくあるいは嫌だと感じるかも様々。

それに結局のところ、何かを変えたり、学ぶのはその人自身でしかないと個人的には思う。その人に響く言葉を、響く伝え方で伝えることも出来ず、自分の出来てなさに嫌になることも度々。

そうはいっても歳を重ねるとともに、言い方が上手くなったり、人の感じ方を学んだり、伝え方の引き出しが増えたり、大らかな視点で伝えられたりすることもあるだろう、と思う。

また、社内で身近な先輩で憧れるような方、そういう引き出しをたくさん持っている方を自分の目で見ることが出来ている。

少しでもそういうのが上手く出来る、カッコ良い大人になれれば、近づければ大変に嬉しいなぁ、と。本日の面談を終えて帰る電車の中にて。