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かすみがうらマラソン感想

昨日のかすみがうらマラソン。何とかかんとか完走できたけど、後半は本当に辛かった。地元の方々の応援は非常に有難かったものの、いかんせん練習不足だったと思う。

かすみがうらマラソン感想!

レース前日

以前に読んだ岩本コーチの本で前日は立たない、歩かない、走らないとあったので、一応意識して取り組んでみようとはしてみた。が、子供の面倒見とかもろもろあるので、そうも上手くはいかず。前日まで仕事で提案書作成でドタバタしてたので準備も何もしておらず夕方から慌てて荷造り。

レース当日

このかすみがうらマラソンは何が嬉しいといってマラソン大会にしては随分と遅いスタート時間。10時出走なので、マラソン大会当日にしてはゆっくりと6時すぎまで眠る。

大好きな切り餅を3つ焼いて頂いてから、出発。最寄りの明大前駅から上野まで行き、特急ひたちに乗り換える。ここでちょっとトイレに行こうと思って駅のトイレに寄ってみたら既にして大混雑!

トイレは特急の車内で最後行けば良いかなんて考えていたが、甘かった。車内も特急券がなくて立っている人がたくさんで移動もままならない・・・大規模大会のトイレ混雑をいつも甘く見ていることを後悔。

土浦駅についてからは駅中にもマラソン大会ののぼりがあったりで、街での歓迎ムードが何だか嬉しかった。

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会場についてからも相変わらずトイレは大混雑。マラソン大会というのはそういうものなのだという認識が甘いというのを改めて痛感。

出走!

今回はEブロック。京都マラソンのJブロックに比べると比較的早いのかと期待していたが、かすみがうらは道がその分狭く、結局号砲が聞こえてからスタート地点に立てるまでは前回とあまり変わらず9分くらいかかる。

序盤はどうせ混むだろうなぁと思っていたが、今回は思っていた以上に混んでいた!

スタートしてすぐに陸橋があるのだが、そこで渋滞。既にしてウォーキングに強制突入。そこからもとにかく人、人、人、で京都マラソン以上に混み合った序盤。

今回はスタートでヤキモキするのはやめようと思っていたが、それでも周囲がキロ7分くらいのゆっくりペースの方が多かったので、結局ジグザグで抜いていく形に。

5kmを過ぎるくらいで少しだけ混雑がマシになってきて、そこからはようやくそこまでのストレスがなく走れる状態に。

10km〜20km

10kmすぎくらいからは比較的順調に。だいたい5分から5分10秒くらいのペースで走る。が、既にしてこれくらいの距離からところどころ脚がちょこっと張った感じがしたり、4分台にあげた時とかに息がしんどくなったり、かすかな不安を抱きながら走る。

そして、同じく岩本コーチの本で「マラソンは食べる競技だ!」と書いてあったのと、自分がもともと食べることが大好きなので、とにかく全ての給水、給食、私設エイドを見かけたら頂くように。

それでもこの日は朝ご飯から時間も立っていてとにかくお腹が空いていたので、丁度良かった。エイドも飴、チョコレート、バナナ、レモン、塩、おにぎり、アンパン、自家製梅干し、お汁粉と色んなものを頂けて大変満足でした。

20km〜30km

もともと暑くなるのを懸念していたけど、幸いこの日は曇空でちょうどこれくらいの距離からは小雨が降ってくれてお陰で暑すぎず丁度良い感じの気候だった。

が、既にハーフを超えたあたりから、だいぶ疲労が蓄積されてきたような感じ。風景は20km超えたあたりで一瞬湖が綺麗に見えてテンションがあがったものの曇空のせいもあってそれほど綺麗だなぁ!という感じでもなく、淡々と道路が続く感じ。

京都マラソンの時にも感じたけど、ランナーさんにも色々といらっしゃる。走るフォームもそうだし、来ている服も、ピッチも歩幅も皆さん各人に違いがあって、そういうのを眺めているのも、普段は1人黙々と走るのが多い自分には興味深く面白い。

特に明らかに自分よりも練習/距離を走っていそうな方は走る姿を見ればすぐ分かり、これくらいの距離までは同じく走っていてもさらに1段ギアをあげられて置いてけぼりをくらうような方も何名かいらっしゃり、あぁ、すごく走りこまれているだなぁと、遠ざかる姿に悔しさ半分、自分もキチンと練習しようという思い半分だったりした。

あとは人によっては息づかいが極端な方がいらっしゃり、「ふー!はぁーーっ!ほーっ!」みたいに大きい声を出してる方がいらっしゃってギョッとしたり、本当に各人各様の個性だなぁと面白かった。

30km〜40km

だんだん蓄積疲労も色が濃くなり、脚の張りもキツく、特に足裏が1.5倍くらいに膨れ上がっているんじゃないかと感じるくらいパンパンになってきた。(足裏だけテーピングを貼っておいて本当に良かったと感じてました。)

だんだんとペースが5km25分台から26分台に悪化し、少しペースをあげようとしても気力が湧いてこず、給水、給食で足を止めると次の1歩が出にくくなってきて、だいぶしんどい状態に。

それでも何とかかんとか5分10秒から20秒くらいをキープはしていたものの、38kmを過ぎるとさらに一層辛くなってきた。前回の京都マラソンでは最後38km付近でキツイ坂がありしんどかったけど、それでも歩こうという気は起きなかった。

が、今回は周りの歩いている人、ストレッチしている人、疲れて座っている人を見て、心が本気でグラついた。幸いタイムは割と順調に来れてはいたので、ちょっとくらい歩いてもSub4は行けそうだなとか、「少しくらい休んでも」「そんなに無理することないんじゃないの」とか悪魔の囁きがリアルに聞こえた。

自分は計算が得意(なにせ大学でも数学専攻だったので)なので、走っている間はずっと最終的な着地点を暗算しながら走っているのだが、何とか多少ペースが落ちつつも頑張れば前回記録更新だけではなく3時間40分も切れそうというのが見えていたので、懸命に悪魔の囁きを振り切りつつ、とにかく足を前に運び続ける。

40km〜ラスト

40km超えてからは足裏が2倍くらいに膨れ上がっているんじゃないかと思うくらい既に筋肉痛が酷かった。幸い足が攣るという状態ではなかったので、前に進み続けることは出来たものの、あと2kmくらいからずっと「あとちょっと」「あと10分ちょっと同じことを続ければもう終わる」とか繰り返し思うくらい辛かった。

で、相変わらずゴール近くになってもなかなかFINISHの文字が見えてこず、ヤキモキして。最後の最後に、このままでは40分超えるかもと不安になって4分45秒台で懸命のダッシュ。フィニッシュ時に手を上げたり写真を考える余裕もないくらいの情けないゴールに。

ゴール後の画像がYou Tubeにあげられていたのだが、あとで見返すと自分でも情けないくらいに疲れ果てた格好だった。

全体の感想

運営も比較的スムーズで、地元の方の応援も温かく、私設エイドを含めてエイドはかなり充実しており、レースを楽しむことが出来ました。

が、いかんせん自分の直前までの練習が不足しており、無理矢理に走ったので特に40km近くからは相当に余裕のない状態でした。

が、まぁマラソンなんだから余裕がない状態が当たり前のような、そういうものなのかとも思う。

当日は初フルマラソンの時と同じようにゴール後すぐは動けないくらいに疲れ果てて、少し休憩してからの着替えの際は、座ったり、靴紐をゆるめたり、着替えたりのあらゆる動作で痛みがあって、ロボットのような動きになっていたりというのは変わりませんでした。

不思議なもので、レースが終わった直後はしんどかった、もう当分フルを走るのはいいかなと思っていたのですが、足の痛みも1日経てばもうほとんど大丈夫な状態に戻ってきており、そうすると「また、走ろう!」という気持ちになっています。ランナーさんはみんなそういう感じなのかなぁ?と。

まぁ、それでも今回はタイムは前回よりは良くなったものの、初フルよりも断然苦しいフルマラソンでした!