Apple Watchはランニング用デバイスとして使えるのか(検証第1回目)
Apple Watch Series2、ガジェット好きの血が騒ぎ買ってしまいました。
現在ガチャガチャといじくっていますが、まずはランニングに使えるかを検証。
Apple Watchとランニング
自分は2年前からランニングをはじめ、現在までにハーフ1回、フルマラソン3回を走ったことがあり、次はグロスでのSub3.5を目指して練習中です。
そのため日々の練習でもある程度、1kmあたりのペースは重視しながら練習したいというニーズがあります。(インターバル走とかである程度の条件とかを組み入れた練習はしていません。)
昨日、買ったばかりのApple Watchで16kmランに出て試してきてみました。
結論から言えば
「現時点ではApple Watchよりも(Garmin等の)ランニング用GPS時計の方が数段優れている」
でした。(自分はGarminしか持っていないですが、スントやエプソン等でも同じかと思います。)
そのため、当面はランニング時はGarminを持っていって、普段の通勤やらでのウォーキングやちょっとした運動の記録用途でApple Watchを活動量計として使う形にしようかと考え中です。
ランニング時計としてのApple Watchの欠点
なぜ、Apple WatchがランニングデバイスとしてはGarmin等に現時点では劣っていると感じたか、ですが。
- 停止/再開がGarminではボタン1つ。Apple Watchでは画面表示、スワイプして別画面、停止ボタンと3ステップかかってしまう(オートポーズもありますが、効くまで時間がかかりすぎる)
- 走っている最中にペースやら距離やらをちらっと確認する際の視認性がGarminの方が良い
- Apple WatchのRun Keeperで計測していたらクラッシュしてしまい記録が飛んでしまった。(これは単に不幸なだっただけかもですがGarmin記録で同様のことは2年使って1度もなかったので)
- Apple Watch標準のワークアウトアプリの方は心拍も取れて画面も見やすく良い感じ
- ただしワークアウトアプリはデータをGPXにエクスポートできず、他サービスとも連携できないためGarminで蓄積したデータが活用できない(これもあくまで現時点でのWatchOSの仕様で、これから先は連携できる可能性はあります。)
- インターバル等の条件を設定したい場合もGarminの方が便利
- (これはNike+のApple Watchを買えば良いだけですが)Apple Watchスポーツバンドでもロングラン時は汗で滑って気持ち悪い。Garminの方は穴空きバンドで通気性がとても良い
といったあたりでした。
いくつかの点ではこれからのWatchOSのバージョンアップで他ランニング系アプリ/サービスとの連携が良くなっていったりする可能性があるため、あくまで「2016年9月現在では」という状態です。
AppleもWatchには明確に「スポーツ/アクティビティ」向けにしていきたいという意図を感じますので、きっと今後は対応してくれるだろうと気長に期待しています!